花粉症

スギ花粉の飛散開始時期(2022年の予測)


スギ花粉の飛散開始は、九州から東北まで例年並みとなるでしょう。2月上旬に九州や四国、中国、東海、関東の一部から花粉シーズンがスタートする見込みです。
2022年の1月、2月は西日本や東日本、北日本の平均気温は平年並みか低いでしょう。冬らしい寒さにより休眠打破が順調に行われて、スギ花粉の飛散開始は各地で例年並みとなる見通しです。
スギ花粉は、飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めます。2月上旬に飛散開始が予測される地域では、1月のうちから早めに花粉対策を始めるとよいでしょう。
※飛散開始日
1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した場合の最初の日

花粉症とは

スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。
関東エリアでは主に2月~4月頃に多く花粉が飛ぶことから、患者さんにとっては憂鬱な季節ではないでしょうか。

原因

くしゃみ、鼻水、鼻づまりにしても、目のかゆみ、充血、涙にしても、いずれも入ってきた花粉を取り除こうとすることで生じるアレルギー反応です。
花粉が目や鼻から入ってきて、体内の免疫システムによって「異物=敵」とみなされると、敵に対抗するための抗体(「IgE抗体」と言います)がつくられます。このIgE抗体は、花粉に接触するたびにつくられるため、少しずつ体内に蓄積されていきます。
蓄積量があるレベルに達すると、次に花粉が入ってきたときに、アレルギー反応を起こすヒスタミンなどの化学物質が分泌され、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった花粉症の症状を起こすのです。
去年までは全然大丈夫だったのに急に花粉症になった――。それは、これまで蓄積されていたIgE抗体が一定量に達してしまったからなのです。

検査

「花粉症かな?」と思ったら、自分で判断する前に、近くの医療機関にかかってください。花粉症を起こしている原因植物も、症状の出方も人によってさまざまです。まずは原因を探り、自分に合った治療方法を見つけることが大切です。
本当に花粉症なのか、花粉症であるなら何が原因なのかは、次のような検査によってわかります。

血中IgE検査

血液検査には、血中の総IgEが多いか少ないかを調べる検査と、花粉に反応するIgE(特異的IgE)を調べる検査があります。検査代は、IgEの総量を調べる検査が1,000円。原因となるアレルゲンを調べる検査は、1種類1100円で、1回の検査あたり14,300円が上限です。これらに、検査判断料として、1,440円がかかります(検査判断料は、免疫学関連の検査をいくつ行っても1,440円で、月に一回かかります)。

皮膚反応検査

皮膚の表面を少しひっかき、花粉のエキスで刺激して、その反応をみるというテスト。検査代は、21か所以内の場合、1か所につき160円。22か所以上になると、トータルで3,500円です。

鼻粘膜誘発テスト

原因と考えられる花粉エキスがしみ込んだ紙を鼻の粘膜に貼り付け、反応をみるテスト。検査代は、皮膚反応検査と同じで、1か所につき160円、検査か所が22か所以上になるとトータルで3,500円かかります。

このほか、花粉のエキスを点眼して目の反応をみるテストや、目の粘膜などをブラシを使ってとり、アレルギーを起こす白血球がないか顕微鏡で観察する検査などを行うこともあります。

血液検査

IgE抗体検査

患者さんの血液のなかのIgE抗体という物質を調べます。

花粉などのアレルゲンは人の体のなかでIgE抗体と結びつき、鼻水やくしゃみなどのアレルギー反応を引き起こす化学物質を発生させます。
次のような流れになります。

・アレルゲン→体内に侵入→アレルゲンとIgE抗体が結合→化学物質が発生→アレルギー反応

IgE抗体には、花粉と結びつくIgE抗体やダニの成分と結びつくIgE抗体、卵白の成分と結びつくIgE抗体など、さまざまな種類があります。
そのため、血液中のIgE抗体の種類を調べれば、その患者さんがどのアレルゲンに反応しやすいかがわかります。
アレルギー反応を起こしている患者さんの血中に、花粉と結びつくIgE抗体が多くみつかれば「花粉症だろう」と見立てることができます。

検査

花粉症の治療には、症状を抑える「対症療法」と、完全に治すための「根治療法」があります。

対症療法…内服薬、点鼻薬、点眼薬を使った薬物療法、レーザー手術
根治療法…免疫療法

薬物療法

花粉症治療の基本は、薬を使った対症療法で、主に次のような薬が使われます。

抗ヒスタミン薬

薬剤治療のベースになるのが、「抗ヒスタミン薬」。ヒスタミンの働きをブロックし、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった症状を抑えてくれます。これまでは「花粉症の薬は眠くなる」と言われがちでしたが、眠気などの副作用が軽減された「第2世代抗ヒスタミン薬」が登場し、今ではこちらが主流になりました。

抗ロイコトリエン薬

ロイコトリエンは、ヒスタミンと同じようにアレルギー反応を起こす化学物質です。特に、血管を拡張させる作用がある(=粘膜が腫れて鼻づまりを起こす)ため、このロイコトリエンの働きを抑制する「抗ロイコトリエン薬」は鼻づまりが強いときに使われます。

鼻噴霧用ステロイド薬

くしゃみや鼻水などの鼻の症状が強いときに使われます。「ステロイド=副作用が強い」というイメージがあるかもしれませんが、「鼻噴霧用ステロイド薬」は鼻だけに効くようにつくられているため、副作用は少なくて済みます。

このほか、目の症状に困っている場合は、「点眼用抗ヒスタミン薬」、「点眼用遊離抑制薬」、「点眼用ステロイド薬」などが使われます。

レーザー手術

薬を使った治療で十分な効果が得られない場合、特に鼻づまりの症状が強い場合、レーザー手術を行うこともあります。
鼻粘膜の表面に麻酔をかけ、レーザーで粘膜を焼き、アレルギー反応を抑えるという治療法です。手術は、片鼻10分程度、外来で行い、1回の治療で終了します。費用は、両鼻で29,100円で、保険が適用されています。

免疫療法

一方、根治療法として期待されているのが、「アレルゲン免疫療法」です。花粉症の原因となっている物質(=アレルゲン)を少ない量から取り入れ、徐々に増やして、免疫を獲得しようという治療法。花粉に反応する体質自体を変えていこうという考えです。
治療には2~3年かかりますが、花粉症が治り得る唯一の治療と言われています。
これまでは注射で行われていましたが、最近ではもっと手軽な「舌下免疫療法」に関心が高まっています。2014年1月には、国内初となるスギ花粉症と対象としたアレルゲン免疫療法薬「シダトレン(R)スギ花粉舌下液」が厚生労働省の承認を受けました。舌の裏側に薬を滴下し、そのまま2分間待ってから飲み込むというもの。注射のように痛みもなければ、頻繁に通院する必要もありません(通院は1カ月に1回ほど)。

ゾレア(オマリズマブ)注射

当院は花粉症の最新治療薬「ゾレア」を日本で最多の患者様に接種しているクリニックです。
接客、営業職、メディア関係、眠気が問題であるパイロットやドライバー、受験生など多くの方のQOLを改善することができます。

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ヒスタグロビン注射

ヒスタグロビン注射をお考えの方は、花粉症シーズンが始まる1カ月前に始めることをおすすめしています。ヒスタグロビン注射による非特異的減感作療法は、週1~2回程度の頻度で6回行います。
これによって3~4か月間全てのアレルギー反応を大幅に抑えることが期待できます。

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シダキュア

シダキュアは、舌の下に置くと、すぐに唾液で溶けてなくなります。
また、他の錠剤よりも湿気を吸いやすく、やわらかいのが特徴です。

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多数のメディアに取り上げられました。


2020年2月12日 ZIP!
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2020年2月20日 Live News イット!

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