エクロックゲル5%

エクロックゲル5%とは

エクロックゲル5%は2020年9月に承認された、保険で処方できる日本初の原発性腋窩多汗症(わき汗)の治療に対する外用薬(塗り薬)です。
エクロックゲル5%は1日1回、わきに外用を続けるだけで、汗の量の改善が期待でき、なおかつ副作用も重大なものがない事から、多汗症でお悩みの方にとって、新たな選択になり得ると考え、当院での導入を決めました。

このような方におすすめ
・汗の量が多い(多汗症)
・服の汗じみが気になる
・緊張で汗が止まらない
・汗をかくとワキの臭いが気になる

エクロックゲル5%の使用方法

Step.1


ボトルからキャップを外した後、アプリケーターを外します。

Step.2


ボトルからキャップを外した後、アプリケーターを外します。

Step.3


薬液をわき全体に塗り広げます。
手に薬液がついた場合には、絶対に顔や目をさわらず、すぐに水で洗い流してください。

原発性腋窩多汗症とは

多汗症には、「全身性多汗症」と「局所多汗症」があり、他の病気に伴って起こる「続発性」と、原因が不明な「原発性」等があります。
原発性腋窩多汗症とは、腋窩(わきの下のくぼんだ箇所)に左右対称性に日常生活に支障を来すほど、多量の汗をかく症状の事を指します。

診断基準

国内における基本的、標準的治療の目安を示す原発性局所多汗症診療ガイドラインによると、以下の条件に当てはまる場合を多汗症と診断しています。
汗の量が多くなる原因となる病気や障害がないのにもかかわらず、多量のわき汗が6か月みられ、以下の6症状のうち2項目以上あてはまる場合、原発性腋窩多汗症と診断しています。

  • 最初に症状がでるのが25歳以下であること
  • 左右両方で同じように発汗がみられること
  • 睡眠中は発汗が止まっていること
  • 1週間に1回以上多汗の症状がでること
  • 家族にも同じ疾患の患者さんがいること
  • わき汗によって日常生活に支障をきたすこと

厚生労働省の疫学調査によると、わき汗の有病率は5.75%、発症年齢は19.5歳でした。活動的な年代の方に発症することが多い疾患のため、患者さまは精神的苦痛とともに恥ずかしさを感じていらっしゃることだと思います。同調査によると多汗に悩んでいても3人に2人は医療機関を受診できておらず、医療機関の受診率は6.3%と低い水準です。一方で患者さま全体の47.8%が制汗作用のないデオドラント剤を使用していることがわかっています。

腋窩多汗症は局所多汗症の中でも頻度が高く、多汗症全体のおよそ半数を占めるとされています。緊張、自律神経の乱れといった精神的な要因や、気候・室温等温度に影響に関わらず、多量の汗が分泌される点が特徴です。
多汗症の原因となるわきの汗は、エクリン汗腺という種類の汗腺において、交感神経からでるアセチルコリンという物質が汗腺を刺激することで、多量の汗が分泌されます。
エクロックゲルはこのアセチルコリンによる刺激をブロックし、過剰に出る汗を止めます。

適応患者について

12歳以上の原発性腋窩多汗症の方

※現在12歳未満の小児等を対象とした国内臨床試験は実施されていないため、12歳以上とさせていただきます。

概要やリスク

・作用と効果
エクリン汗腺ムスカリン受容体のコリン作動性反応を阻害し発汗を抑制します。
通常、腋(わき)の下の多汗症の治療に用いられます。

・使用上の注意
以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、前立腺肥大症がある。
妊娠または授乳中の方。
他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

・用法・用量
通常、1日1回、適量を腋窩(わきの下)に塗布します。必ず指示された使用方法に従ってください。
本剤使用時に眼に入らないよう注意してください。誤って眼に入った場合には、直ちによく水で洗い流してください。
塗布具(アプリケーター)に片方の腋ごとにポンプ1押し分を出し塗布してください。
手に直接吐出させて塗布しないでください。手に付着した場合は直ちに手を洗ってください。
燃えやすい液体を含むため、使用の際は火気を避けてください。
使い忘れた場合は、気が付いたときに1回分を塗布してください。2回分を一度に使用してはいけません。
誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

・副作用
主な副作用として、皮膚炎、紅斑、かゆみ、湿疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

・保管方法
乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気、火気を避けて保管してください。
薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
この薬を廃棄するとき、薬が残っている場合は、火気を避けて薬を紙や布などに吸収させ、その紙や布などを可燃ごみとして廃棄してください。また、空のボトルは、プラスチックごみとしてお住いの自治体の分別方法にしたがって廃棄してください。

よくある質問

Q. 「1日1回」とは、いつ塗布すればよいですか?

A. 塗布する時間は決められていませんので、就寝前など決まったタイミングでの塗布をお勧めします。

Q. 塗布後、乾かす必要がありますか?

A. 衣服等への薬剤の付着を防ぐために塗布後は乾かしてください。

Q. 塗り忘れた場合はどうすればよいですか?

A. 気付いた時点で塗布してください。2回分を1度に塗布しないでください。

Q. 使用量の目安を教えてください。

A. 1回の使用量は、右わきにポンプ1押し分、左わきにポンプ1押し分です。

Q. いつまで塗り続けたらよいでしょうか?

A. 汗が気になるときは続けてください。冬場など落ち着いている時は休止しても大丈夫です。

診療内容

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【診療時間】
■平日
10:00〜13:00(最終受付12:30)
14:00〜19:00(最終受付18:30)

■土曜日
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