11月〜3月までは保険診療にてアレルギーのパッチテストを行なっています。
背中に貼り付けるだけで簡単に22種類のアレルギーを調べることができます。
皮膚炎の原因として皮膚に接触する化学物質、日用品、化粧品、薬剤、歯科金属、食物などが関係していないかどうかを調べる検査です。パッチテストは背部等に種々のアレルゲンを貼り、皮膚炎と何らかのアレルゲンが関係しているかを確認します。
本来は皮膚炎が治ってから原因確認を目的にパッチテストを行いますが、なかなか治らない皮膚炎の患者さんに実施することもあります。
特徴として
1.簡便にパッチテストを行うことができます。
2.ジャパニーズスタンダードアレルゲン24種類のうち22種類が配置されています。
3.国内・海外比較臨床試験において、従来法(FC法)と同程度の診断性能が確認されました。
4.臨床試験で認められた副作用及び有害事象は、パッチテストに伴う一般的なものが多く、予期しない重篤な副作用は認められませんでした。
ぜひ暖かくなる前に検査をお勧めします。
<パッチテスト内容>
ニッケル、ラノリン、フラジオマイシン、クロム、カインミックス、香料ミックス、ロジン、パラベンミックス、ペルーバルサム、金、コバルト、p-tert-ブチルフェノールホルムアルデヒド樹脂、エポキジ樹脂、カルバミックス、黒色ゴムミックス、イソチアゾリノンミックス、メルカプトベンゾチアゾール、パラフェニレンジアミン、ホルムアルデヒド、メルカプトミックス、チメロサール、チウラムミックス