乳輪の色や乳輪の大きさにお悩み|乳頭縮小や乳輪ぶつぶつの効果的な治療を解説

乳輪の大きさにお悩みの方へ、原因や効果的な治療法

生まれつき乳輪が大きい方や、授乳によって乳輪が広がってしまった方など、お胸のサイズに比べて乳輪の大きさにコンプレックスをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
小さくてバランスのいい乳輪は憧れますよね。

ここからは、乳輪が大きくなってしまう主な原因や、効果的な治療方法「乳輪縮小」ついてご紹介しています。

なぜ乳輪は大きくなってしまうのか?

そもそもなぜ乳輪が大きくなってしまうのか?
乳輪が大きくなると言われている原因には、遺伝の他にも生活習慣やホルモンバランスの影響とも関係があると言われています。考えられる主な原因は、以下の5つです。

  • 遺伝
  • 妊娠
  • 摩擦
  • 体脂肪の増加
  • 豊胸手術
  • 病気

遺伝

胸の大きさは遺伝しやすいと言われていますが、乳輪の大きさも同様に遺伝すると言われています。
この場合、ご自身で乳輪を小さく改善するのは困難であると言えます。
しかし、乳輪の大きさは「乳輪縮小」という手術方法で小さく改善することが可能ですよ◎
この「乳輪縮小」の治療については後ほど解説していきます。

妊娠

最も乳輪に影響を与えると言われているのが、ホルモンバランスが変わる妊娠です。
妊娠中は胸も授乳に向けて大きくなりますよね。
それと同時に、赤ちゃんが乳首を探しやすくなるように、乳首や乳輪部分の色が濃くなったり、大きくなることがあります。
卒乳後、時間と共に小さく元に戻っていく場合もありますが、そのまま乳輪が広がってしまうケースも。

摩擦

窮屈な下着や、サイズが合わない下着などを身に着けていると、摩擦によって乳輪や乳頭への痒みやただれの原因に。
摩擦が起きることで、乳首や乳輪の皮膚が刺激されます。
摩擦から守ろうとメラニンが生成されて皮膚が厚くなり、乳輪が大きくなってしまったり黒ずみの原因にも。

ご自分にピッタリ合ったサイズの下着を身につけましょう。

体脂肪の増加

体脂肪の増加も、乳輪が大きくなる原因の一つと考えられます。
体脂肪が増えたことで胸につく脂肪も増加した場合、皮膚が伸びて乳輪が広がってしまう場合もあるようです。
元々の胸が小さく、急激に太ってしまった方は注意が必要です。

ただし、急に痩せすぎてしまった場合には乳輪にシワがよってしまうこともありますので
健康的な体脂肪を維持できるように、バランスの良い食生活や適度な運動を心がけましょう。

豊胸手術

豊胸手術を行ったことで皮膚に張りが出て乳輪が大きくなってしまう場合も。
ただし、豊胸手術を行ったからといって必ず乳輪が大きくなってしまうわけではありませんよ。
逆にお胸のバランスとあって、小さく見えるというパターンもあります。

病気

胸(乳頭・乳輪)はデリケートな部分ですので、痒みや乾燥を起こしやすいことも。
さらに、乳首の近くに出来る癌などの症状が原因で大きくなっていることも稀にありますので
小さなことでも何か不安に思った場合は、皮膚科や婦人科などで相談・診療することをおすすめします。

乳輪が大きいことによるデメリット

乳輪が大きいことによるデメリットには、以下の2つが挙げられます。

周りからの目線が気になる

乳輪が大きいことによるデメリットの一番は、コンプレックスを人に見せることが嫌だと思ってしまうことと言えます。

乳輪が大きいことにより、周りからの目線が気になってしまい、例えば友人との温泉旅行が億劫になってしまったり
彼氏に見せるのが恥ずかしい。と恋愛にもネガティブになってしまったりというデメリットがあります。

擦れにより痛みが生じやすい

乳輪や乳首は下着や衣服に擦れやすく、肌の中でも敏感でデリケートな部分のため、擦れや圧迫による痛みを生じやすくなります。乳輪が大きいことで、胸の衣服との擦れによる影響が大きくなる場合があります。

理想的な胸のバランス

バストや乳輪・乳首は、どのくらいの大きさやバランスが理想的なのでしょうか?

胸全体のバランスであれば、左右の乳首の先端と、鎖骨の中心を結んだ時の三角形が正三角形に近ければ近いほど、美しいバランスの胸と言われています。

そして乳首や乳輪のバランスは、乳頭と乳輪の直径が大体1:3であるとバランスが良いと言われていますよ。

乳輪の色については、ムラがなくピンクや薄い茶色であると美しいとされています。

乳輪の平均サイズは?

日本人女性の乳輪の平均サイズは直径3.5cmほどであると言われています。

ただし、乳輪が小さくあれば良い訳ではなく「バランスの良い形」がベストと言えるでしょう。
平均サイズより大きな乳輪であっても、胸の大きさとのバランスが取れていれば「平均サイズより大きい…」とお悩みにならなくても大丈夫ですよ。
しかし、ご自身が乳輪が大きいことをコンプレックスに思われている場合は、乳輪を小さく縮小できる手術もありますので、一度クリニックへ相談されると良いでしょう。

乳輪は小さくできる?自分でできる対策方法

ここからは、乳輪が今より大きくならないために「ご自分でできる対策方法」をご紹介していきます。

摩擦を避ける「下着のサイズの見直し」

下着を買う際はきちんと試着を行い、専門店の方にサイズなどを見てもらうことをおすすめします。
ブラジャーが小さすぎると胸を圧迫してしまいますし、逆に大きすぎると摩擦の原因になってしまします。

下着のメーカーによってサイズが異なる場合もありますので、必ず試着をしてから購入しましょう。
また、付け慣れているからといって古いブラジャーを使用し続けていると、ワイヤーの変形により胸が圧迫されてしまったり、傷んだ生地によって摩擦を生む原因になりかねませんので、デリケートな胸や乳輪のためにも定期的に新しい下着へ買い替えましょう。

黒ずみ予防として保湿をする「乳輪専用の保湿クリームなどの使用」

乳輪の黒ずみを目立たせないことで、大きさをカバーする方法も。
乳輪はメラニン色素が多い部分ですので、沈着防止が大切です。
また、乳輪や乳頭部分は乾燥しやすいので保湿をすることも効果的でしょう。

乳輪専用のクリームを選ぶ際は成分に注目してみましょう。

【黒ずみ予防、美白効果が期待できる成分】
・トラネキサム酸
・アルブチン
・ビタミンC誘導体

【保湿効果が期待できる成分】
・コラーゲン
・ヒアルロン酸

ストレスを溜めない「女性ホルモンのバランスを整える」

ストレスが溜まることで自律神経の乱れにつながります。

自律神経が乱れると、ターンオーバー周期が正常に行われなくなってしまいます。
ターンオーバーの周期がずれることで、メラニン色素の分泌が追い付かずに、メラニン色素が溜まってしまい、黒ずみの原因に。

そして、女性ホルモンのバランスを整えることも乳輪を小さく維持するには大事なこと。
女性ホルモンは、乳輪の大きさだけでなく、肌や髪のツヤなどにも影響がある大事な働きをしています。

できるだけストレスを溜めずに、規則正しい生活や、バランスの良い食事を心がけることで
自律神経の乱れや女性ホルモンのバランスを整えてくれます。

大きな乳輪を小さく整える「乳輪縮小」について

上記ではご自分でできる対策をご紹介しましたが、すでに乳輪が大きくてお悩みの方や、小さくてバランスのいい乳輪にしたいとお考えの方へ、ここからはクリニックでできる「乳輪縮小」の手術について解説していきます。

乳輪縮小の手術は、乳輪を小さく理想のサイズに近づけることができますよ。

乳輪縮小術とは?

乳輪縮小術では、乳輪の径を小さくする、乳輪の広さを狭くする、乳輪の径を小さくし広さも狭くするなどの方法があります。
乳輪を小さくすることによって、小さな胸であっても胸全体のバランスが良くなりイメージが変わります。
もちろん、大きな胸の方も小さな乳輪に整えることが可能です。

この「乳輪縮小」には、2つの施術方法があります。

【内側切除法】


乳頭と乳輪の境目を切除し、縫い合わせることで乳輪を小さく縮小する手術方法。乳輪のシワも取り除くことが可能。
乳輪周りのグラデーションが自然なまま残る、傷口が目立たないといったメリットがありますが
縮小できるサイズに限度がありますので、それほど面積を小さく縮小させる必要がない場合に選択されます。

【外側切除法】


乳輪の外側を切除して縫い合わせることで乳輪を小さく縮小する手術方法。
軽度の乳房下垂も改善でき、バストアップ効果の期待もできます。
乳輪の色がはっきりし、乳輪周りのグラデーションは少なくなります。
出来る限り面積を小さく縮小したい、という場合に選択されます。

概要や副作用についての目安

料金相場(目安)200,000〜600,000円前後
麻酔局所麻酔
所要時間1時間前後
シャワー・入浴シャワーは1〜3日後から可能(クリニックにより)
入浴は1週間後から可能
通院回数手術後 / 2〜3回程
副作用・ダウンタイム腫れ・内出血 / 2週間程度
痛み / 1〜3日程度
傷痕 / 時間の経過とともにほとんど目立たなくなる
(個人差有り)

乳輪縮小の費用目安について

乳輪縮小の手術費用は、施術を受けるクリニックによって異なります。
おおよその目安(相場)は「200,000〜600,000円前後」と言えるでしょう。

ただし、料金があまりに安いと大丈夫?と心配になりますし、高ければ技術がある!と言い切れるものではありません。
せっかくコンプレックスを解消するために行う手術で、失敗や後悔はしたくないですよね。
以下では乳輪縮小を行う際のクリニック選びのポイントを解説しています。
ぜひご参考にしてみてくださいね。

「乳輪縮小」クリニック選びのポイント

クリニック選びのポイントは以下の4つです。
乳輪縮小に限らず、以下のポイントを踏まえてクリニック選びをすることで、ご自分に合ったクリニックを見つけることができるでしょう。

  • 丁寧なカウンセリング
  • 適切な施術費用
  • 形成外科医在籍のクリニック
  • 充実したアフターケア

丁寧なカウンセリング

まず初めのポイントは、丁寧なカウンセリングを行なっていること。
クリニックによって、カウンセラーや看護師の方がカウンセリングを行う場合もありますし、医師が直接カウンセリング・診療を行なっているクリニックもあります。

カウンセリングでは、ご自分のお悩みやご希望の施術(手術)方法などを話します。
この際に、親身になって話しを聞いてもらえるか、しっかりとした説明や提案に加えて、デメリットやリスクの説明はあるかチェックしてみましょう。
後悔や失敗をしてしまわないためにも、信頼できるクリニック選びが重要です。

適切な施術費用

乳輪縮小の施術費用についてしっかりと確認しましょう。
見積もりで出された金額以外に追加費用などはかからないか、事前に確認しましょう。
明確な料金の提示であれば、見積もり費用以外の料金はプラスされないでしょう。

費用についてはクリニックによって異なります。
複数のクリニックでカウンセリングを行い、見積もりを比較することもおすすめできます。

形成外科医在籍のクリニック

クリニック選びの重要なポイントは、実績のあるクリニックかどうかです。
技術力のある医師や、外科手術のプロフェッショナルである形成外科医の在籍するクリニックであれば、経験豊富な知識と技術のある医師によって失敗や後悔のリスクを回避することができるでしょう。
クリニックの公式ホームページには医師の経歴などが記載された紹介ページがありますのでチェックしてみましょう。

充実したアフターケア

充実したアフターケアとは、手術後の対応が充実しているかどうかです。
手術後、抜糸のケアはもちろん、万が一のトラブルなどにしっかりと対応しているクリニックであるか、カウンセリングの際などに事前に確認しましょう。
アフターケアが充実しているクリニックであれば、術後も安心して過ごすことができますよ。

乳輪縮小のメリット・デメリットについて

乳輪縮小にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
以下では乳輪縮小のメリットやデメリットについて解説しています。

乳輪縮小のメリット

  • 乳輪のサイズを小さくでき、理想のサイズに近づけられる
  • 乳輪の大きさや変形などによるトラブルが改善する
  • コンプレックスが解消され、人目が気にならなくなる
  • 将来的な出産や授乳にも影響しない
  • 効果は半永久的に持続する方も

乳輪縮小のデメリット

  • ダウンタイムが数週間ある
  • 自費診療であり、費用が高額になりやすい
  • 未熟な医師が施術を行うと失敗する場合がある

乳輪縮小術で失敗しないためにできること

大きな乳輪にお悩みの方へおすすめできる乳輪縮小の手術。
乳輪縮小で、乳輪を小さくしたいとお考えの方は事前に理想の大きさや形を考えておきましょう。
美容クリニックのSNSやホームページなどに掲載されている症例写真を参考に、なるべく具体的な理想のイメージを決めてからカウンセリングへ行く事をおすすめします。
施術を担当する医師と理想の形や大きさのイメージの擦り合わせをしっかりと行いましょう。
わからないことや不安なことは確認し、ご自身が納得してから施術を行いましょう。

伸びてしまった乳頭や大きい乳頭を小さく「乳頭縮小」


ここからは、伸びてしまった乳頭や大きい乳頭を小さくする「乳頭縮小」について解説していきます。
乳頭が大きくなってしまう原因は、遺伝によるものや、妊娠・授乳によって現れるものなどがあります。

バストが小さい方は、乳頭が大きいと目立ってしまい、コンプレックスとして抱え込んでしまう方も。

乳頭に高さがある場合や伸びて垂れてしまった方、乳頭の直径が大きい方、どのお悩みも「乳頭縮小」で小さく、バランスよく理想に近いものにできます。

乳頭にお悩みをお持ちの方はぜひ最後までご覧ください。

乳頭縮小はこんなお悩みをお持ちの方へおすすめできます。

  • 乳頭がバストサイズや乳輪とのバランスが悪い方
  • 大きな乳頭を小さく縮小したいとお考えの方
  • 乳頭の高さ(長さ)が気になる方
  • 授乳で乳頭が伸びてしまった方
  • 加齢などで乳頭が垂れてしまった方

乳頭縮小とは?

乳頭縮小とは、乳頭の一部を切除することで大きさを小さく縮小したり、乳首の長さを縮小することができる施術です。

乳頭縮小は、乳頭の高さや幅を調整するだけでなく、乳頭のバランスを美しく整えることも可能です。

乳頭縮小の施術は主に、授乳ができる乳管温存法と先端や周囲の組織を切除する施術に分けられます。
乳管温存法では、乳管本来の機能を残しながら、余分な組織を取り除いて縫合するため、授乳への影響はないと言われておりますので、出産前の女性でも施術を受けることができますよ。

乳頭を小さく縮小、高さ(長さ)を縮小はもちろん、乳頭を小さくし高さも一緒に縮小することも可能です。

手術目安は30分から1時間程度と比較的短い時間で終わることも特徴です。
また、色素の濃い乳頭で行う施術のため傷跡が小さく目立ちにくい為、他の方に気付かれることが少ないと言われています。

「乳頭縮小」の施術方法の詳細は以下をご覧ください。

【乳管温存法】


乳頭の基部を切除し、乳管のある中心部分を残して高さを小さくします。大きさ(広さ)に対しては、乳管のない部分を楔状に切除して行う施術です。乳管機能は残りますので、授乳への影響はありません。

【授乳機能を温存しない場合】


乳頭の余っている部分を切り取り、小さくする方法です。高さをかなり低くすることができる反面、授乳機能は失われてしまいます。サイズは調整が可能で、授乳を終えた方やとにかく乳首を小さくしたい方にはこちらの方法を行います。

概要や副作用についての目安

料金相場(目安)150,000〜400,000円前後
麻酔局所麻酔
所要時間30分~1時間程度
シャワー・入浴シャワーは1〜3日後から可能(クリニックにより)
入浴は1週間後から可能
通院回数手術後 / 2〜3回程
副作用・ダウンタイム腫れ / 3日〜1週間程度
内出血 / 3日〜 2週間程度
痛み / 1〜3日程度
傷痕 / 時間の経過とともにほとんど目立たなくなる
乳頭の感覚の薄れ / 一定期間感覚が薄れる場合があります。(個人差あり)

乳頭縮小後の痛みや腫れについて

【痛み】
一番気になるのが施術部位の痛みですよね。
チクチクと痛みが持続する方もいれば、脈打つような痛みがあるという方も。
痛み止めの内服や座薬が処方されるため、痛みを感じた場合は用法用量を守りながら使用していきましょう。

【腫れ】
手術後に腫れてしまうのは通常の反応であり、治癒するために体が頑張ってくれている証拠でもあります。
個人差はありますが、おおよそ施術後3日〜1週間で落ち着いていきます。
腫れが気になる場合は、アイスノンをタオルなどに巻いて冷やすことがおすすめです。

乳頭縮小の費用目安について

乳頭縮小のおおよその相場は「150,000〜400,000円前後」となっています。

乳輪縮小の手術費用は、施術を受けるクリニックによって異なりますので事前に確認しましょう。
複数のクリニックで見積もりを比較することもおすすめです。
後悔や失敗をしないためにも、ご自身のご希望やお悩みに親身になって対応してくれるクリニックを検討しましょう。

乳頭にお悩みの男性も「乳頭縮小」で乳頭を小さく◎

乳頭を小さくしたいとお悩みの方は女性だけではありません。
男性も乳頭の大きさなどにお悩みの方も多く、例えば夏場に薄手のTシャツを着た時に乳頭が目立って恥ずかしい。
などのご理由で乳頭を小さく整えることのできる、乳頭縮小の施術を受ける方もいらっしゃいます。

男性の場合、施術時間も最短20分程度と短く行うことが可能です。

乳頭を小さく縮小したい方は一度カウンセリンングで相談をしてみましょう。
女性がいイメージの美容クリニックへは通いづらいな、とお悩みの男性へは形成外科でも乳頭縮小の施術を行なっているクリニックもありますのでおすすめです。

乳頭縮小術のメリット・デメリット

乳頭を小さく、短く縮小できる乳頭縮小にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
以下では乳頭縮小のメリットやデメリットについて解説しています。

乳頭縮小のメリット

  • 乳頭を小さくでき、バランスが整う
  • 温泉など裸になるシーンも気後れしなくなる
  • 傷が小さく目立ちにくいため、周囲にバレる心配が少ない
  • 今後授乳予定がある方でもできる施術がある

乳頭縮小のデメリット

  • ダウンタイムが2週間前後ある
  • 自費診療なので予算が必要
  • 小さくした乳頭が授乳によって元に戻ってしまうケースもある

乳頭縮小術の失敗例やリスクとは?

「失敗例」や「リスク」と聞くと乳頭縮小の施術をすることが怖く感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、乳頭縮小の失敗例やリスクを事前に知っておくことで、今後の対策にも繋がります。

以下では、乳頭縮小の手術で失敗が起こってしまう原因や対処法を解説しています。

理想の仕上がりにならなかった

「希望した形にならなかった」「乳頭が小さくなりすぎた」「小さくならずあまり変化を感じられなかった」など、ご自身が思っていた仕上がりとは違い、失敗してしまったと感じてしまう場合があります。

希望したほど小さくならなかった場合は追加で切除することも可能ですが、初回の手術から期間をあけて再手術を行います。希望よりも小さく仕上がってしまった場合には元に戻すことは難しいと言われています。

このようなことが起きないために、事前のカウンセリングで医師とご希望する仕上がりについてしっかりとすり合わせを行っていく必要があります。
人によって捉え方が異なりますので、症例写真を参考に話しをするなど、詳細な理想のバランスをしっかりと伝えましょう。
カウンセリング時に、あまり話しを聞いてもらえなかったり、ご自身は納得していないのに医師ばかりが話しを進めてしまっている。などの場合は、他のクリニックでのカウンセリングも検討することをおすすめします。

左右差が出来てしまった

失敗例として多いと言われているのが、施術後の乳頭に左右差が出てしまったという症例です。

片方の乳頭は小さくなったが、もう片方の乳頭は小さくなっておらず、あまり変わっていない。などの左右差が起こってしまう原因は、未熟な医師による施術やデザイン力の不足が考えられます。

この場合も左右差の出ている乳頭を再手術にて追加切除を行うことで解消していきますが、本来なら一度で済ませたい手術です。
カウンセリングでしっかりと希望を伝えること、乳頭縮小の施術実績のある医師が在籍するクリニックを選びましょう。

感覚が鈍くなることがある

乳頭を小さく縮小することで、乳首の感覚が一時的に鈍くなることがあります。
この場合、3〜6ヶ月前後で治っていく場合がほとんどですが、まれに感覚が戻らない場合もあります。

傷跡が気になる

乳頭縮小の傷跡は小さく、ほとんど目立たずに治る場合が多い施術です。
しかし、中には施術後に傷跡が気になったり色の差が気になったりすることがあります。
対応方法としては手術で気になる部分を修正する方法や、レーザーで傷跡の段差を削る方法があります。

乳頭縮小術で失敗しないためにできること

気になる乳頭を小さくできる乳頭縮小。失敗しないためには、クリニック選びが重要です。
施術を行なったのに、変化がなく小さくならなかった。という事や、逆に小さくなりすぎた。という失敗が起きない為にも慎重に実績のあるクリニックを選びましょう。

乳輪のぶつぶつ(モントゴメリー腺)にお悩みの方


ここからは、乳輪のぶつぶつ「モントゴメリー腺除去」の施術ついて解説していきます。

乳輪にあるぶつぶつは、モントゴメリー腺といって誰にでもあるものです。
人によって数も大きさもそれぞれですが、大きなものがたくさんあると、バストの美しさを損なってしまうお悩みのひとつ。
除去方法は、ほくろやイボを取る施術と同じで、メスを使用して切除・縫い縮めることで、取り除くことができます。
施術時間は、10分程度と短時間で終了します。
クリニックの多くが無料カウンセリングなどを行なっていますので施術を受けるかお悩みの方は一度相談してみましょう。

モントゴメリー腺除去施術はこんなお悩みをお持ちの方へおすすめできます。

  • 乳輪のぶつぶつが気になる方
  • 他の人よりもぶつぶつが多い気がする方
  • 乳輪のぶつぶつが大きい方
  • ぶつぶつのないつるんとした乳輪になりたい方
  • 胸をパートナーに見せるのが恥ずかしい方

乳輪のぶつぶつ、モントゴメリー腺とは?

モントゴメリー腺(乳輪のぶつぶつ)はどなたでも存在するものです。

モントゴメリー腺とは、乳首と乳輪を保護するための皮脂を分泌する役割を持っていて、乳首と乳輪の乾燥を防ぎ潤いを与える、とても大事な役割を担っています。
妊娠・授乳期には特に女性ホルモンの増加が関係して活発になると言われています。

遺伝が原因の場合もありますが、「最近急に目立つようになった」という方は食生活のバランスが崩れていたり、摩擦が原因の可能性も。

体に害のないものですが、数が多いと目立つため、ご自分の胸をコンプレックスに感じる方もいらっしゃいます。

クリニックでできるぶつぶつ除去の施術なら、そんなお悩みをたった10〜30分程度の施術で簡単に解消できますよ。

乳輪のぶつぶつを取る施術【モントゴメリー腺除去方法】

施術の主な流れとしては、乳輪のぶつぶつが目立つ部位に局所麻酔をして施術を施していきます。
除去方法は、ほくろやイボを取るのと同じ要領で、メスで大きくなり過ぎたモントゴメリー腺を1つずつ切除して縫い縮めることで、きれいに取り除くことができます。施術時間は、おおよそ10分から30分と短時間で終了。
施術には極細の糸を使って縫合するので、傷跡はほとんど目立たなくなります。
乳腺や乳管を傷つけることもないので、施術後の授乳も問題なく行うことができます。

概要や副作用についての目安

料金相場(目安)(1つあたり)15,000〜20,000円前後
(数個単位)100,000円前後
麻酔局所麻酔
所要時間10分〜30分程度
シャワー・入浴シャワーは1〜3日後から可能(クリニックにより)
入浴は1週間後から可能
通院回数手術後 / 2〜3回程
副作用・ダウンタイム 腫れ / 3日〜1週間程度
内出血 / 3日〜2週間程度
痛み / 1〜3日程度
傷痕 / 時間の経過とともにほとんど目立たなくなる
乳頭の感覚の薄れ / 一定期間感覚が薄れる場合があります。(個人差あり)

乳輪のぶつぶつを指で潰すのはNG

ダメとわかっていてもニキビを潰したくなるように、乳輪のぶつぶつも潰したい…と思ってしまいがちですが、乳輪のぶつぶつを指などで潰すのは絶対にやめましょう。

乳輪は皮膚の中でも特にデリケートで傷つきやすく、傷口から病原菌が入り感染症を引き起こす危険性があります。
無理に潰して、万が一化膿してしまった場合は病院での診察が必要です。

どうしても気になる方はご自分で潰さずに、無料カウンセリングを予約し、ドクターに相談することをおすすめします。
施術料金など確認し、ご自分が納得できるクリニックで施術を検討しましょう。
クリニックによって、施術を受ける日程の予約が必要な場合もありますし、当日に施術可能な場合もありますので確認をしましょう。

モントゴメリー腺が肥大化する原因の改善や対策

ぶつぶつを増やしたくない方は、モントゴメリー腺が肥大化する原因の改善や対策をしてみましょう。
以下ではクリニックで施術を検討する前に、ご自分で対策できる、4つのことをご紹介しています。

  • バランスのいい食生活
  • ビタミンを摂る
  • 乳輪を保湿をする
  • 便秘を解消する

バランスのいい食生活

ジャンクフードや揚げ物ばかり食べてしまう方、ついついお菓子やジュースを間食しすぎてしまう方はこれらを改善してみましょう。油分や糖分の高い食事ばかりしていると、体に蓄積され皮脂が過剰に分泌されるため、ぶつぶつが大きくなってしまう場合があります。バランスの良い食生活を心がけることで、ぶつぶつへの対策はもちろん、体やお肌にもプラスになりますよ◎
最近はカットフルーツなどもよく売られていますので、おやつを果物に変えてみると良いでしょう。

ビタミンを摂る

乳輪のぶつぶつ(モントゴメリー腺)は皮脂を分泌するという点から、ニキビのケア方法ともよく似ています。
ビタミンには肌の新陳代謝をよくし、皮脂づまりを抑制する働きがありますので乳輪のぶつぶつにも効果的です。

毛穴のつまりを解消する「ビタミンA」や「ビタミンC」、血の巡りを促進し美肌にしてくれる「ビタミンE」などを積極的に摂っていきましょう。

「ビタミンA」が含まれる食べ物は、レバー・ほうれん草・にんじん・卵黄など
「ビタミンC」が含まれる食べ物は、赤ピーマン・ブロッコリー・フルーツ類など
「ビタミンE」が含まれる食べ物は、アーモンド・オリーブオイル・アボカドなど

乳輪を保湿する

乳輪が乾燥しているとぶつぶつが痒くなり、無意識にポリポリと掻いてしまっていませんか?
乳輪を痒いてしまうとぶつぶつが傷ついたり、余計に大きくなる可能性がありますので注意しましょう。
乾燥は美肌の大敵です。きれいな乳輪を目指すためにも、優しく保湿をしましょう!
保湿クリームはビタミン・セラミド・ヒアルロン酸のどれかが配合されている、保湿効果が高いクリームを塗ることがおすすめできます。

お風呂上がりは乾燥しやすいので、お顔のケアが終わったら、バストから順番に保湿ケアを行いましょう。
胸を保湿をすることで、同時に乳輪の黒ずみなどにも効果的です。

便秘を解消する

便秘は体や美肌にとって害ばかりです。
便秘になると体内に有害なガスが溜まり、新陳代謝や皮膚のターンオーバーを妨げてしまいます。
その結果、ニキビができやすくなったり、乳輪のぶつぶつも皮脂づまりを起こし、ぶつぶつが大きくなってしまいます。

便秘にならないように、食物繊維が多く入った食べ物を積極的に摂取すると良いでしょう。
その他にも便秘に良いとされている食品は以下の通りです。

【便秘に良い食品】
善玉菌を含む食品 ヨーグルト・キムチ・お漬物など
オリゴ糖を含む食品 ごぼう・はちみつなど
不溶性食物繊維を含む食品 さつまいも・じゃがいも・ほうれん草など。
水溶性食物繊維を含む食品 わかめ・こんにゃく・玄米など

モントゴメリー腺除去の施術を受けるタイミングは?

乳輪のぶつぶつの役割の一つに、フェロモンの分泌があります。
授乳時には、このフェロモンの匂いでお母さんの乳首の場所を赤ちゃんに知らせています。
赤ちゃんはこの匂いを頼りに母乳を飲むことができるのです。

ぶつぶつ全てを切除したいと望んでいる方は、出産後落ち着いてから施術することをおすすめします。
しかし、どうしても気になる方は大きなものを数個切除しても問題ないと言われていますので
コンプレックスで気になってしまう方は一度無料カウンセリングなどでドクターに相談してみましょう。

まとめ

今回は、バストのお悩みにある「乳輪の色」「乳輪の大きさ」「乳頭の大きさ・高さ」「乳輪のぶつぶつ」について効果的な治療を解説しました。バストのお悩みは人には中々話しづらいものですよね。
生活習慣の改善でも対策や予防も可能です。ぜひ取り入れてみてくださいね◎

コンプレックスを解消したいとお考えであれば、一度クリニックへ相談をしてみましょう。

更に乳輪の色でお悩みの方へ効果的な治療法を説明

乳輪や乳頭はデリケートな部位なので他の人に相談しにくく、「乳輪や乳頭の色がコンプレックス」「最近、以前よりも黒ずんできた気がする」と密かに悩んでいる人は多くいます。中には、対策が分からないまま黒ずみ原因となるような習慣を続けているかもしれません。この記事では、乳輪や乳頭が黒ずむ理由や、黒ずみを薄くするための治療方法について詳しく解説していきます。

乳輪の色が濃くなったり黒ずんだりする原因には、内的要因によるものと外的要因によるものがあります。内的要因によるものは自然と元の戻に戻ることが期待できますが、外的要因による黒ずみは、自然任せというわけにはいきません。黒ずんでしまう原因と特徴、対策について解説していきます。

女性ホルモンの分泌が原因


乳輪の黒ずみの原因として真っ先にあげられるのは女性ホルモンの分泌です。初潮前や閉経後を除く、若くて女性ホルモンの分泌が活発な時期は乳頭や乳輪が黒ずむ傾向にあります。特に、生理や妊娠、出産などで女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が増えると乳輪が黒ずむので、「このまま元に戻らないのではないか」と心配になる人もいるかもしれません。閉経後に乳輪の色が薄くなるように、女性ホルモンの分泌量が原因の黒ずみは、量が減れば元に戻ります。妊娠が理由の場合は産後1カ月ぐらいから、授乳をしている場合は卒乳後から徐々に戻っていくと考えられますが、やっぱり黒ずみが気になるという場合は治療を検討するとよいでしょう。

摩擦や乾燥、炎症が原因


乳輪や乳頭は乾燥しやすく湿疹ができやすい部位です。湿疹ができて治ることを繰り返しているうちに皮膚の角質が分厚く、硬くなります。炎症が起きると刺激から肌を守るためにメラノサイトが活性化。メラニン色素を多く作り出すようになります。通常であればメラニン色素はターンオーバーによって排出されますが、産出量が増えると排出が追い付かなくなってしまい、徐々に蓄積して色素が沈着。これが炎症によって乳頭や乳輪が黒ずんでしまうメカニズムです。肌が乾燥しやすいアトピー性皮膚炎の人は、特に注意が必要です。生理前や排卵時も女性ホルモンの分泌により痒みが出やすいといわれています。搔き壊して傷にならなると黒ずむ可能性が高まります。

炎症を起こしやすくする要因として挙げられるのが摩擦です。窮屈な下着や、バストのサイズに合わない下着、肌に刺激を与えやすい素材の下着を身に着けていると、摩擦によって乳輪や乳頭への痒みやただれが起きることも。また、体を洗うときや拭くときにゴシゴシと強くタオルを動かすことも肌への刺激になります。痒みやかぶれが治らないときは、石鹸やボディソープ、洗濯洗剤が原因のケースも考えてみましょう。や乳輪や乳頭に十分な保湿を行い、下着や洗剤の選び方に気を配るなどの対策で予防することはできますが、黒ずんでしまった乳輪や乳頭の色を薄くするためには治療が有効です。

黒ずんでしまった乳輪や乳頭は、ハイドロキノンやトレチノインといった美白剤を使ったり、レーザーでメラニン色素を破壊したりして色を薄くすることができます。

外用薬(ハイドロキノン・トレチノイン)の塗布


乳輪や乳頭の色を薄くするために使われる外用薬は、ハイドロキノンとトレチノインです。ハイドロキノンはメラニン色素を作り出す酵素「チロシナーゼ」の活性化を抑制する作用があります。また異常なメラニン細胞を壊したり、メラニン色素を生成するメラノソーム自体を分解したりして、新しくメラニン色素が作られるのを防ぎます。

トレチノイン(ビタミンA誘導体)は肌のターンオーバーを促すことから、アメリカではニキビの治療薬として認可されています。皮膚の角質をはがして再生を促す作用があり、この過程でメラニン色素を外へと押し出してくれます。皮脂の分泌抑制、コラーゲンの分泌促進など、はりのある肌へ導く成分としても有名です。トレチノインでメラニン色素の排出を促進し、ハイドロキノンで新しいメラニン色素ができるのを防ぐことが期待できるため、併用して使うことで効果が高まります。

レーザー治療


医療用のレーザーを用いて色素沈着の除去を行います。1度の照射から効果を感じることができ、即効性を求める人に適した方法です。シャワーは当日から、軽い運動は1週間後から可能ですが、指示された期間は外用薬の塗布や、刺激を避ける生活が必要になります。


乳輪や乳頭の色は遺伝的要素が強く、元々薄い人もいれば濃い人もいます。外用薬やレーザー治療によって黒ずみを薄くする治療は、希望する色まで薄くする治療ではなく、黒ずむ前の元の色に近づけるもの、と考えるとよいでしょう。出産や授乳を終えても黒ずみが元に戻りにくい人や、アトピーや乾燥肌で乳輪や乳頭を搔き壊してしまった人、摩擦などの外部刺激で黒ずみが気になっている人は、治療で色を薄くできる可能性があります。

料金相場(目安)200,000〜600,000円前後
麻酔局所麻酔
所要時間1時間前後
シャワー・入浴シャワーは1〜3日後から可能(クリニックにより)
入浴は1週間後から可能
通院回数手術後 / 2〜3回程
副作用・ダウンタイム腫れ・内出血 / 2週間程度
痛み / 1〜3日程度
傷痕 / 時間の経過とともにほとんど目立たなくなる
(個人差有り)

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監修医師

信田 りのShida Rino

信田 りの 日本皮膚科学会皮膚科専門医
略 歴
山梨大学医学部卒業
東京大学医学部付属病院 初期臨床研修医
がん研有明病院
虎の門病院 皮膚科
東京大学医学部付属病院 皮膚科
専 門
日本皮膚科学会皮膚科専門医
専門分野
皮膚科全般、アトピー性皮膚炎、乾癬、花粉症などアレルギー疾患、皮膚科手術、レーザー治療、ボトックス、ヒアルロン酸など

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