眉下切開とは
眉下切開とは、眉の下の皮膚を取り除き、上まぶたのたるみを改善する手術のことです。「眉下リフト」と呼ばれることもあります。施術方法は、まず眉に沿って切開し、余分な皮膚や皮下脂肪を取り除きます。取り除く皮膚や皮下脂肪の量は、たるみの具合によって人それぞれです。続いて残った皮膚を引き上げてたるみを軽減します。するとまぶたがすっきりとし、目元がイキイキと若々しい印象になるのです。眉下を切開して皮膚を引き上げるため、仕上がりは眉と目の間が少し狭くなります。眉下切開は眉のラインに沿って切開するため傷口が眉毛に隠れやすく、ほとんどの場合傷跡が目立ちません。手術自体は左右合わせて1時間程度で終わることが多く、局所麻酔をして行います。手術後は痛み止めや抗生物質などを処方され、抜糸は1週間後であることが一般的です。 主なリスクとして、腫れや内出血が挙げられます。ケロイド体質の人は傷が目立ちやすいため、問診時に確認が必要です。まれに縫合不正や感染症が起こることもありますが、当院では経験豊富な医師が無理のない手術を行うこと、術後に抗生物質を服用することなどで予防します。左右の仕上がりが非対称になることもリスクの一つです。目の開きを確認しながら慎重に手術を進めることで左右差は最小限になりますが、もともと人間の顔は左右非対称です。完全に左右対称に仕上げるのは難しく、わずかに差ができるのが一般的です。眉下切開がおすすめの人
眉下切開をおすすめできるのは以下のような人です。 ・加齢による上まぶたのたるみが気になる ・上まぶたがたるんで皮膚が目にかぶさる ・目つきが悪いと言われがち ・上まぶたに厚みがあり、重く見える ・目の形をなるべく変えず、すっきり見せたい 眉下切開は上まぶたの余分な皮下皮膚や脂肪を取り除くため、加齢によるまぶたのたるみや重さに悩む人におすすめです。上まぶたを引き上げることで目元がすっきりするため、目つきの悪さが気になる人や、生まれつきまぶたが厚ぼったい人にもおすすめできます。なお眉下切開では、もともとの二重の線(重瞼線)はいじりません。そのため目の形自体はほとんど変わりませんが、たるみによって隠れていた二重または一重の部分がはっきりし、目元がぱっちりした印象になります。自然に仕上がるので、「目元の印象を大きく変えることなく、上まぶたのたるみ・厚みだけを改善したい」「周囲になるべくバレたくない」という人にぴったりの施術です。眉下切開の持続期間は
眉下切開は基本的に、一度行えば半永久的に効果が持続します。ただしクリニックによって、眉下切開の考え方はさまざまです。除去する部分が「皮膚のみ」ということもあれば、皮膚のほかに皮下脂肪や眼輪筋も含むケースもあります。「眉下切開で皮膚のみを切除したところ、数ヶ月で効果がなくなった」という体験談もあるようです。不安がある場合は、カウンセリング時に施術についてよく確認することをおすすめします。ダウンタイムについて
一般的に眉下切開は、上眼瞼切開に比べてダウンタイムが短めです。術後抜糸をするまでは、眉の下に縫い糸が残った状態なので、やや目立ちます。通常1週間で抜糸をし、その後はメイクも可能です。眉下の傷はメイクで隠しやすいため、腫れや赤みがでている間も目立たないようカバーできるでしょう。術後の腫れや内出血は個人差があるものの、おおむね1~2週間で落ち着きます。ただし腫れについては、完全に引くまで1カ月以上かかることもあります。傷の赤みはしばらくの間残ることが多いですが、数ヶ月で目立たなくなることがほとんどです。また皮膚にわずかな凸凹が生じる可能性もあります。こちらも時間が経つにつれ、眉毛に隠れて目立ちにくくなるので心配はいりません。 ダウンタイムが長くなるのを防ぐために、術後1週間程度は熱いお湯に長時間つかることや、お酒の飲み過ぎ、激しい運動を避けましょう。血流が良くなると、腫れが引きにくくなる可能性があります。術後1週間程度、保冷剤などで患部を冷やすのも良いでしょう。関連ページ
監修医師
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苅部 淳Karibe Jun理事長
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- 略 歴
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順天堂大学医学部卒業東京大学附属病院形成外科 入局埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教福島県立医大付属病院 形成外科寿泉堂総合病院 形成外科山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長東京大学附属病院 精神科
- 専 門
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日本形成外科学会形成外科専門医日本抗加齢学会専門医日本医師会認定産業医
- 専門分野
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形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。
美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等
大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。
参考情報・出典
- 日本皮膚科学会 — 医師の認定団体・治療指針発行
- PubMed (National Library of Medicine) — 世界最大の医学文献データベース
- 厚生労働省 — 医療・保健政策の公式情報
- 日本医師会 — 医師の代表的職能団体
監修医師
苅部 淳
Karibe Jun
理事長
略 歴
順天堂大学医学部卒業
東京大学附属病院形成外科 入局
埼玉医大総合医療センター 形成外科・美容外科 助教
山梨大学附属病院形成外科 助教・医局長
各病院での臨床経験を経て形成外科専門医取得
2019年 麹町皮ふ科・形成外科クリニック 開院(千代田区市ヶ谷)
2021年 BIOTOPE CLINIC 白金 開院(港区白金)
資 格
日本形成外科学会 形成外科専門医
日本抗加齢学会 専門医
日本医師会認定産業医
アラガン社 ボツリヌス注射・ヒアルロン酸 VST認定医
受 賞
東京大学形成外科 最優秀賞(2016年)
日本形成外科学会 優秀賞(2018年)
ASPS(アメリカ形成外科学会)優秀演題発表(2018年)
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療を保証するものではありません。気になる症状・お悩みがある場合は専門医にご相談ください。
参考:日本美容外科学会(JSAPS)/日本皮膚科学会








